欧米のサッカーはアジア資本のチーム多数
プレミアリーグを筆頭に、ヨーロッパを舞台としたサッカーの人気が年々上昇しています。その原因は様々ありますが、最も影響を与えているのは間違いなくアジアでのサッカー熱の高さです。彼らはヨーロッパに住んでいる人々よりも圧倒的に人口が多いので、一人ひとりがサッカーに使うお金が少なくても、全体で見ればとてつもない額のお金が動いています。すでに欧米のいくつかのクラブは、中東や東アジアの大手企業とスポンサー契約を結んでいます。
中東・東アジアだけでなく、東南アジア出身で、ビジネスで大きな成功を収めた経営者などが、半分趣味でヨーロッパのビッグクラブと呼ばれている歴史と人気を備え持っているクラブのオーナーになるということが珍しくありません。チェルシーやマンチェスター・シティがその代表でしょう。ACミランも17-18シーズンから、中国資本へと移行しました。
彼らの潤沢な資金で、とても優秀な選手を他のクラブやリーグから買い取ることにより、更にクラブを強化することに成功しています。監督も選手と同様に、高額年俸を提示しています。
その為、現在ヨーロッパのクラブチームはアジアのエンジン、特に中国の資本により動いているクラブが多数です。